首相「最優先は経済再生」　第３次改造内閣発足

＃名古屋探偵♯の独り言
選挙で惨敗し支持率が下がって来たので、苦し紛れで経済制作を持ち出したのでは？
それはそうと、３本の矢はどうなったのか？

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第３次安倍第３次改造内閣が３日、皇居での認証式を経て発足した。安倍晋三首相（自民党総裁）は首相官邸で記者会見し「最優先は経済再生だ。経済を好循環させ、デフレ脱却をなし遂げる。アベノミクスをさらに加速させる」と強調。意欲を示してきた憲法改正に関しては「スケジュールありきではない。党主導で進めてもらいたい」と語った。
第３次安倍内閣での内閣改造は2016年８月３日以来、１年ぶり。内閣支持率の低下で厳しい局面に入った政権運営の立て直しをめざす。副大臣・政務官の人事は７日に実施する。首相は記者会見の冒頭で、学校法人「加計学園」問題などをめぐり「改めて深く反省し、国民のみなさまにおわびしたい」と述べた。

　改造内閣について「結果重視、仕事第一、実力本位の布陣を整えることができた。結果本位の『仕事人内閣』だ」と説明。長時間労働の是正や脱時間給制度の導入など働き方改革が「いよいよ実行段階に移る。次の臨時国会で必要な法案の成立をめざす」と力説した。年内の衆院解散・総選挙に踏み切る可能性は「まったく白紙だ」とした。

　首相は麻生太郎副総理・財務相と菅義偉官房長官を留任させ、政権の骨格を維持した。19人の閣僚のうち経験者は13人、初入閣は前回の改造より２人少ない６人に抑え、手堅さを印象づけた。

　問題を抱えた省庁には経験者を据えるなど、野党の攻勢をかわそうとする「守り」の布陣がうかがえる。上川陽子法相や小野寺五典防衛相は異例の「再登板」だ。

　党内外に「安倍１強」への批判もくすぶるなか、挙党態勢づくりにも腐心した。代表例は政権と距離を置いてきた野田聖子氏の総務相への起用だ。閣外にとどまる石破茂元地方創生相の派閥からは衆院当選３回の斎藤健氏を農相に抜てきした。

　自民党は臨時総務会で新役員を決定した。「ポスト安倍」有力候補の岸田文雄前外相は党政調会長に転じた。再任した高村正彦副総裁や二階俊博幹事長、総務会長に就いた竹下亘氏らは党の主要派閥の重鎮。党内バランスに配慮し、政権基盤の安定につなげる。

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